坂本応援団長からの御挨拶
2002年初めてアジアで開催された日韓ワールドカップ、その時中津江村に異変が起こりました。
日本国内のみならず海外からのメディアで、取材と報道の嵐に巻き込まれた中津江村と鯛生スポーツセンターとなりました。
当時は、中津江村のスポーツ施設でありながらFIFA(国際サッカー連盟)の規約の基に、行動が著しく規制された状況でもありました。それでも村民みんな乗っていました。燃えていました。楽しかったです。すべてが珍しくて面白かった。
そのFIFAワールドカップが今年南米ブラジルで開催されます。私たちの、中津江村のチーム、カメルーンも出場します。早速、今年の新春早々カメルーン応援する組織である「不屈のライオンの会」を設立しました。また昨年の12月組み合わせ抽選会後にすぐ「カメルーンチーム、2014年ブラジル大会チャンピオン目指してがんばれ」の懸垂幕も、世界一大きいカメルーン国旗の横に掲げました。
今冬の厚い雪も溶けて、春の日差しが一日ごとに輝きをましてきました。私たちのカメルーン応援組織、「不屈のライオンの会」もチャンピオン目指しての応援を盛り上げ、日本中に広めてゆかねばなりません。
前回4年前は第一試合の組み合わせで日本との対戦となりました。じっとしておられず南アフリカへカメルーン応援に行ってきました。幸いに中津江村からは親戚の石鞍さんが同行してくれました。周りはみな日本からのサポーターさんたちが「日本、日本」の応援する中で、こちらはその中で「カメルーン、カメルーン」でしたが、それでも日本のサポーターの皆さんから「がんばれ」とこちらを励ましていただきました。
今回は、カメルーン駐日大使ピエールンゼンゲ大使閣下も、「間違っても日本とだけは当たって欲しくないですね。」と言っておられました。おかげで予選リーグでは日本との対戦がなく、ほっとしています。
「不屈のライオンの会」結成早々にカメルーン大使からのメッセージが届きました。「日本の中津江村の地から一緒に応援しましょう、揺るぎない中津江村のサポートを頼りにしていますよ」と。お互いに熱い友情で燃えています。
過去2回大分でキリンキャレンジカップ「カメルーン対日本」が大銀ドームで開催されました。勝敗はカメルーンの一分一敗、2010年南アフリカ大会でもカメルーンは日本に敗れました。でも2002年当時は、カメルーンチームは日本よりFIFAランクが上でした。今日本は大きく成長し、強くなっています。
日本に弱いカメルーンチームですが、広く日本の皆様、中津江村のカメルーンを応援する組織である「不屈のライオンの会」を御理解いただくとともに、ぜひこの会へ御参加くだされば幸いと存じます。